ルーテル教会は世界最大のプロテスタント教会であり、伝統的なキリスト教会です。式文(リタジー)を用いて礼拝を行います。

エキュメニカル運動

エキュメニズム

 ルターの宗教改革は、教会改革の呼びかけでした。キリストの教会を分かつことや、新しい教会を作ることを望んだことはありません。彼にとって最も大事なことは、ただ、主イエス・キリストの正しい福音によって、教会がいつでも自らのあり方を正すことだけでした。そして、彼はどんな時も、「唯一の聖なる公同の使徒的な教会」の存在を信じておりました。その意味で、ルーテル教会は今日世界の中で現実には様々な教派に分かれている中でも、なおその諸教会が「主のひとつの体」として共に働くことを望み、教会一致の運動(エキュメニズム)に積極的に取り組んでいます。

 具体的には日本福音ルーテル教会も、日本のプロテスタント教会の教派を超えた交わりと協働を行なってきているNCC(日本キリスト教協議会)の正式なメンバーとして責任と役割とを担ってきています。

 また、1984年からはローマ・カトリック教会との間で正式な対話の場を設け、1989年には洗礼の相互承認に至っています。また、日本聖公会との間では1989年から協議会を持ち、1994年に洗礼の相互承認をし、また2001年には更なる協働に向けた協約を交わしています。これらは、世界レベルでのルーテルとカトリック、ルーテルと聖公会の教会一致に向けた対話とその成果に促されつつ、日本にある教会として主の宣教を共に担う教会として一緒に歩んでいくことを願い、これを実現していくものです。

 ちなみに世界レベルの対話では、1999年にローマ・カトリック教会とルーテル世界連盟との間で『義認の教理に関する共同宣言』が正式調印されました。また聖公会とルーテルの対話でも、北欧のルーテル教会と聖公会の間の『ポルヴォー宣言』、アメリカのルーテル教会と聖公会との間で完全な交わりを実現した『共同の宣教に召されて』などがあります。それぞれは、教文館より翻訳・出版もされています。
日本福音ルーテル教会のそれぞれの地における諸教会は、日本というこの宣教の地にあってキリストの福音を分かち合うために、他の教会とも協働と交わりをすすめています。

2008年に行われた聖公会との合同礼拝のポスター

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