ルーテル教会は世界最大のプロテスタント教会であり、伝統的なキリスト教会です。式文(リタジー)を用いて礼拝を行います。

イベント・アピール

2010年のイベント・アピール一覧

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「フィンランド・フェスタ」が開かれました

 2010年11月23日、「勤労感謝の日」、横浜教会で「フィンランド・フェスタ」が開催されました。このイベントは、日本福音ルーテル教会と共に宣教しているフィンランドの宣教団体「フィンランドルーテル福音協会」から宣教師が日本に派遣されて110年になることを記念し、感謝して、横浜教会が主催したものです。おりしも、その秋に、フィンランドから、横浜教会を含む神奈川東地区に、信徒宣教師の吉村博昭先生が、そして、スオミ教会にはポウッカ先生が派遣されたこともあって、両先生とそのご家族の全面的協力を得て、ホットでディープな集いとなりました。
 60人あまりの人が集まりました。地区の横須賀、日吉の教会からも、そして、スオミ教会をはじめ首都圏の教会からも。横浜教会の牧師、東先生は、「ちらしやインターネットでの案内を見て来ましたという、この地域の初めての方も多いです」とのことでした。フィンランドへの関心の高さを目の当たりにする思いでした。
 フェスタはランチからスタート。吉村先生の夫人パイビさんが中心になって作ってくださったフィンランドの家庭料理をいただき、その後は「フィンランドを知ろう」というテーマで、スライドを見ながらフィンランドの歴史と、驚異的発展を遂げる現在を吉村先生が話してくださいました。
 ポウッカ先生はフィンランドの歌を楽器演奏や独唱。先生の美声は有名ですが、独特の曲想に、遠いフィンランドに思いを馳せました。それからポウッカ夫人パイビさんの「フィンランドと日本の学校教育」についての講演を聞きました。能力教育、道徳教育と共に価値教育の大切さが語られ、その点が日本と決定的な違いかなと思い、考えさせられました。
  
  広報室長 徳野昌博

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ヴァティカンとの 神学対話委員会が開かれます

昨年の10月22日から29日まで、ドイツのレーゲンスブルクでヴァティカンとジュネーブ(ルーテル世界連盟)の神学対話委員会が開かれた。年に一度、一週間の会期で開かれてきた定期的な委員会で、今回が43回目となる。長い間、ルーテル学院の徳善義和名誉教授がこの委員会の委員をしてきてこられたが、昨年度からわたしがその後任となった。ヴァティカンから10人、ジュネーブから10人の委員が、両教会の相互理解と協力関係の進展のために、そして最終的には全教会の一致のために対話を継続してきた委員会である。
 今回の議題は二つ。一つは、2017年、つまり6年後に迫った「宗教改革500周年」をカトリック教会とルーテル教会とが共同でどのように記念するのか、という点。もう一つは、洗礼についてはほぼ見解が一致している両教会が、それを更に進めて聖餐についても相互理解を深めて、現在の時点では公式には一緒に祝うことができない聖餐を共に祝えるようにするための道筋を探ることである。
 2017年10月31日、両教会は共に500年前にルターが『九十五箇条の提題』を貼り出したヴィッテンベルクの城教会で、合同の礼拝を守ることになると思われる。今回の作業は、それに先だって発表される共同声明......両教会が宗教改革とその後の500年の歴史を共にどのように理解し、総括しているのかについて、共同で発表する声明......の文案の検討であった。最終的結論は来年の委員会に持ち越されたが、宗教改革から500年、ついにここまで来たのか、という感慨ひとしおであった。その共同声明には、各国でカトリック教会とルーテル教会とが500周年を共に記念する同様な催しをしてほしい、というアピールも付記されると思われる。
 共同聖餐については、理解の違いが依然として小さくないので、これからも辛抱強い対話が続くと思われるが、教会の一致が最も鮮やかに示されるは、一緒に聖餐の食卓にあずかることなので、恵みの食卓に共にあずかれる日を夢見て、両方の委員の対話が忍耐強く継続されていくことであろう。
 ともかくも、宗教改革から500年、両教会が一緒に1517年のあの出来事を記念して礼拝を守ることができれば、それが持つ社会的インパクトは非常に大きいであろう。
 来年の委員会は、この委員会が43年前に始まって以来初めて、日本で開かれることになった。会期は7月8日から18日の予定である。      (ルター研究所 鈴木浩)
 
 

    
 
 

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LCR日本語部宣教開始22周年記念礼拝が行われました

日本福音ルーテル教会とアメリカ福音ルーテル教会(ELCA)は、2005年に「アメリカでの日本人伝道を協力して行う協約を結びました。それによってJELCから日本人牧師をロスにある、復活教会(LCR)ファースト教会(FLC)に宣教師として派遣してきました。昨年から新しい宣教協力が始まっています。現地からLCR日本語部22周年記念礼拝の様子を報告していただきました。

 私達日本語部にとって、11月に迎える宣教記念礼拝にどなたをゲストスピーカーにお呼びするか、それが毎年の大きな課題である。
 今年は再び日本福音ルーテル教会事務局長の立野泰博牧師をお迎えすることができた。立野牧師は宣教20周年の時にも御祝いのメッセージをしてくださり、私達にとっては親しみ深い先生である。特に今年の夏にLCRから20名の英語部教会員が日本を訪問したとき大変お世話になった。その英語部のメンバーたちも、日本語部のメンバーと一緒に立野先生のLCR訪問を心待ちにしていた。
 立野先生が今回LCRに来られたのは、JELCからの公式訪問であった。前回は日本語部の礼拝だけ出席されたが、今回は公式訪問ということで、11月21日の朝2回の英語部の主日礼拝にも出席された。8時半の礼拝では、LCRの英語部と日本語部の聖歌隊が合同で「慈しみ深き」を日本語で合唱した。また、LCR主任牧師のZimmermann先生から立野先生の紹介があり、立野先生からLCRとZimmermann先生に特別なギフトが送られた。
 広島の地に原爆の後再び芽を出し、成長した竹で作ったパン・フルートと、パレスチナで倒されたオリーブの木で作られた十字架である。どちらも「平和」を願って作られた物であり、立野牧師が平和ミッションのために広島の地だけでなく、パレスチナの地にも何度も訪問し、福音宣教を続けていることは、これらのギフトから無言のうちに語られて来た。
 11時半からの日本語礼拝では、「主の年輪は語る」というテーマでメッセージをくださった。先生はパレスチナの人達が、倒されたオリーブの木を大切に家の外に置いているのを見て、どうしてか質問したそうだ。「これは私達の生まれ育ったこの地の歴史を語っている木だから、大切なのです。」という答えに心を打たれた先生は、そのオリーブの木をどうにか出来ないものかと考えた。そして倒されたオリーブの木からフルートを作り、そのフルートでコンサートをし、CDも制作し、集まったお金でパレスチナの子供達にピアノを寄付した。パレスチナの子供たちの心に、平和をもたらす音楽教育のためである。オリーブの木に刻まれた歴史の年輪のように、私達日本語部が迎えた22周年も年輪である、と先生は語られた。
 LCRに日本語部が創立されてから、3人の牧師がJELCから派遣された。前任牧師であった伊藤文雄先生は、立野先生の神学校時代の恩師でもあり、先生が前回LCRに訪問されたとき、伊藤牧師が先頭に立って日本語部を引っ張っている様子が印象的だったという。今回は、アメリカの神学校を経て牧会をされてきた岸野牧師が日本語部を「ほんわか」ムードで包んでいるように感じると話された。
 私達の日本語部は、22年の間に様々な牧師を迎え、様々な出来事があった。辛いこともあったし、楽しいこともあった。毎日の積み重ねが今に至っているのである。22周の年輪一つ一つが大切な輪であり、その輪を終わらせてはならない。今22周目の輪に存在している私達一人一人が、神様に用いられて次の輪に繋げて行く大切な仕事をしているのだ。それぞれの生活の場は違い、毎日起こる出来事は違っていても、そこに関わってくださる神様と私達の関係によって、私達は繋がっている。そして神様によって繋がっていることによって、それぞれの場に置かれている私達が、それぞれの年輪を築きながら、神様の世界を広げて行くことができるのである。
 立野先生の楽しくも力強いメッセージを今回も聞くことができたことは私達日本語部が新たな年輪を重ねるこの時に、最もふさわしい神様からの贈り物であった。
 礼拝の後は、久しぶりに日本語部の礼拝に出席された方々も交えて、楽しい愛餐のひと時となった。短い自己紹介の中で、立野先生の説教を聞きながら、自分がこの教会に導かれた時はどんな時だったか、様々な思い出が胸にわき起こって来たと、感想を述べられた方もあり、私達がそれぞれに、立野先生のメッセージを通して語られた「主の年輪」をしっかりと聞くことができたことが確信できた。
 温かい食事の交わりの中で、これからもこのハンティントンビーチの地に置かれた私達の小さな群れが、ますます神様に用いられ、喜ばれる群れとして年輪を重ねて行こうという願いと祈りがこみ上げて来た。
 来年の11月はどのような宣教記念礼拝になるだろう? どのような将来が待ち受けていようと、毎日毎日を神様と共に歩み、確かな年輪を重ねて行ける私達でありたい。
     芙美Liang 記録

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第30回教会音楽祭テーマ曲「光」の曲募集

歌詞入選作はいずれもルーテル教会員!
 

 8月末閉め切られた教会音楽祭テーマ曲の作詩の公募では過去最多の24作品(内ルーテル6)が寄せられ、下記の3作品が採用されました。3作品ともルーテル教会の方々の作品でありましたことを、喜びと感謝をもってご報告させて頂きます。
 詩が決まりましたので、今回は曲の公募となります。採用作品は第30回教会音楽祭(2011年6月19日 東京カテドラル聖マリア大聖堂)にて歌い、主を讃美いたします。
これらの詞にふさわしい曲を、ふるってご応募ください。

応募規定=1人1作品、旋律の下に必ず全ての歌詞を記載のこと、未発表のもの。
応募方法=作品に住所、氏名、連絡先、所属教派、教会名を明記のこと。
応募締め切り=2011年2月末日(消印有効)。
提出先=〒105-0011 東京都港区芝公園3-6-18 日本聖公会東京教区事務所礼拝音楽委員会宛。
※旋律のみの応募、録音音源による応募も可。
音楽祭実行委員会で審査の上、採用者に通知しますが、採用作品でも添削を加える場合があります。なお応募作品は返却いたしません。
【問い合わせ先】
音楽祭担当=小海(日本キリスト教団荻窪教会〉℡:03-3398-2104
【教会音楽祭HP】http://10.pro.tok2.com/~yoichis/kyokai_ongakusai/ongakusai/index.html

採用作品(歌詞)
【作品1】
田中栄子(日本福音ルーテル神水教会員)

1.朝の光が 聖壇に 
 ひとすじきらめき
 差し込んで      私は一瞬 息をのむ 神様への架け橋ですね
2.ステンドグラスに  当たる陽が
 ほのかに心を 包みこむ
 私も共に 祈ります 神様との 語らいの時   

【作品2】
木村満津子(日本福音ルーテル湯河原教会員)

1.光ふる 海原 
 波の色 変えてゆく 光よ どこから来て どこへ行く
 神のみ手から 
 そして
 人の心の深みまで
2.光舞う 草原 
 花の色 増してゆく
 光よ どこから来て どこへ行く
 神のみ手から 
 そして 
 人の心の高みまで    

【作品3】
久木田恵(日本福音ルーテル池田教会員)

1.よろこびの歌 はずむ時 御業を信じて
 空を仰げば
 手をさしのべる 
 イエス様がいてくださる
 微笑の輝き 
 そらよ、そらよ、 
 優しく晴れて 
2.描いた夢が 消える時 御心求めて 
 空を仰げば
 光をそそぐ 
 イエス様がいてくださる
 なぐさめの静けさ  そらよ、そらよ、
 優しく晴れて
3.祈りの道を 歩む時 御言葉抱いて 
 空を仰げば
 寄り添い守る 
 イエス様がいてくださる
 やすらぎの約束 
 そらよ、そらよ、
 優しく晴れて

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SLEY宣教師 着任のあいさつ

ポウッカ・マルッティ
 九月からスオミ・キリスト教会で妻のバイヴィと共に牧師/宣教師として働き始めました。私はフィンランドの南部、人口約4000人の静かな場所の出身です。多くの湖や広大な森
林のある農村で生まれたので、森が大好きです。15年ぶりに来日し、東京には神様が愛する人間が、私の出身地よりもたくさんいることに再び気付かされました。だからこそ一人でも多くの人に、天国への道/イエスキリストについて伝えたいと思います。
(私は牧師と教会音楽家、妻のバイヴィは小学校の教師で、ここ数年日本の教育について博士論文を書いていました。)


吉村博明(信徒宣教師)
 長年フィンランドで暮らして誇れることがひとつだけあります。産時に、妻の手を握って赤子が頭から足まで無事出てくるのを全部見届けるのが夫の勤めという国柄です。炊事洗濯家事育児は職業人の妻とほぼ同等にこなしてきました。毎日が時間との戦い、体力の限界への挑戦でしたが、神の御言葉に支えられてやり遂げました。今回、日本にきて任命は私が中心なので、普通の日本の男に戻ってしまうと危惧しています。皆様よろしく。


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第14回全国青年修養会

報告: 実行委員長 末吉潤一 
10月9日~11日に、長崎市にある「長崎市立日吉青年の家」をメイン会場として、35名の青年(牧師を含む)が集まり、第14回全国青年修養会が開催されました。
 今年のテーマは、「We are PEACE makers」で、プログラムを4つの段階(ピース①~③・ピースメイキング)に分け、様々な平和から戦争を切り口とした平和までみんなで考え意見交換をしました。
 初日、初めましてとお久しぶりの仲間たち。ぎこちない雰囲気で始まるのではないかと思われましたが、予想に反して和やかな雰囲気で始まりました。「ピース①」では、参加者がイメージする「平和」についての分ち合いの時間を持ち、それぞれが想う「平和」は同じではないことを学びました。
 2日目、路線バスを使って、ルーテル長崎教会の礼拝へ。礼拝後には教会員方が作ってくださった美味しいお弁当をいただき、交流のひと時を持つことができました。本当にありがとうございました。その後、「ピース②」である戦争を切り口とした「平和」を学ぶために、「長崎原爆資料館」(戦争の被害的側面)と「岡まさはる記念長崎平和資料館」(戦争の加害的側面)へ。「原爆爆心地」や「平和祈念公園」にも行きました。参加者は、戦争の恐ろしさだけでなく、人間の恐ろしさや罪深さも感じました。
 「ピース③」の前半では、「ピース②」についての分ち合いを行いました。みんな、かなりの衝撃を受けていたようでした。後半、参加者の心を癒すべく、「キリストの平和」について安井牧師がお話と晩祷をしてくださいました。
 最終日、まとめとなる「ピースメイキング」。ピース①~③でそれぞれが考えてきた「平和」をどのように実現させていけるだろうかと意見を交わしました。最後の派遣礼拝では、1つ1つのピースを繋ぎ合わせて、十字架を完成させました。
 参加できた青年は35名でしたが、参加できなかった青年も含め多くの方々の想いを抱き「PEACE maker」として、それぞれの地へ派遣されました。
 来年も全国青年修養会で皆さんとお会いできることを楽しみにしています。

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東海教区宣教60周年記念信徒大会

東海教区宣教60周年記念信徒大会 

報告: 実行委員長 平瀬暢子 

 「プログラムが良くなければ、魅力的でなければ、人は集まらない、去るのみ。」このことを根本理念として、実行委員会は都合9回集まり協議し60周年記念大会に臨みました。
 まず、次世代を担って戴くために若い方々の参加を願い大人も子供も一緒に楽しめて、ルーテルを元気にすることを目的に、開会礼拝は子供中心の礼拝にしました。成人向きには講演会とパネルディスカッションを企画し、選択日本人参議院議員のツルネン・マルテイ氏を講師に迎えました。基調講演は「クリスチャンの使命」と題して。午後のパネルディスカッションでは氏はパネラーとして参加して戴き、活発な討議が交わされました。
 講演内容は「4回の落選を経てまでなぜ国政に携わったか」「四国48カ所を53日間かけて回られた理由とは」など、とても興味深いお話でした。また「他宗教とどう付き合うか」は私達に考える良い機会を与えてくださいました。堅いお話ばかりでなく「癒しの時」として、ソプラノの小杉由子さんの奉仕によるプチコンサートをもうけました。
 予定していた200名の参加者を迎え、帰り際に「良いプログラムだった」との言葉をいただきました。ここに至るまでには激論もありましたが、相手の立場に立って物事を考えたこと、パソコンによる新しいシートを開発して参加者名の間違いをなくしたこと、ドタキャンが赦されると言う悪習をなくしたこと、強い意見に押し切られることなく、どこまでも話し合いを続け得たことなどが印象に残りました。

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教会手帳2011、好評発売中

ビジネス手帳の機能を備えた「教会手帳2011」を発売しています。

お申し込みは
北海道キリスト教書店(TEL:011-737-1721/FAX:011-747-5979)
キリスト教書店ハンナ(TEL:03-3269-4490/FAX:03-3269-4491)
静岡聖文舎(TEL:054-264-0264/FAX:054-264-4416)
名古屋聖文舎(TEL:052-741-2416/FAX:052-733-2648)
西宮聖文舎(TEL:0798-67-0249/FAX:0798-67-3309)
広島聖文舎(TEL:082-228-4914/FAX:082-223-0951)
キリスト教書店ハレルヤ(TEL:096-372-3503(FAX共用)
*上記以外は各教会に
1部1100円

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東地域教師会退修会報告

東地域教師会退修会報告

 毎年秋恒例の教師会退修会は9月14日と15日、御殿場にて開催、講師に江口再起氏を迎え、「ルター神学と教会の『今』」をテーマに行われた。参加者は講師を含めて30名。
 江口氏は今年7月に「神の仮面」を著し出版されたので、これをテキストとして事前に各自学習し、講演と議論に臨んだ。
 ルターにまつわる神学論議などでなく、現代社会の諸問題、ことに新聞紙上でも取り上げられた身近な事件や話題を、ルター神学から解釈すると何が見えるか。それが著書「神の仮面」の主題であり、今回の退修会でもそれを取り上げることにした。
 江口氏自身ルーテル教会の教職者、今は東京女子大学教授という職にあるため、外から自分の教会を眺めることができるというユニークな立場にいることが、今回の主題をより興味深くしてくれたように思う。社会問題をルター神学で斬る手法もさることながら、同時に、ルター派教会の特徴、ルーテル教会の牧師像などを、氏自身が仕事上出会う他教派の牧師たちとの会話や
大学でのやりとりと比較しながら語る独自の見解は、とても鋭くかつ心強かった。
 喉をからしての熱弁に役員もようやく気づき、そっとペットボトルの水を差し出すも手を着ける気配まったくなし。「今度こそは・・」と水をコップに注いで勧めるが、ひとことお礼をいうと、結局そのままマイクから手を離すことなく100分語り尽くした。聴講した我々もそうだが、ご自身にも思う存分満喫できたひとときだったのではと
思っている。 地域教師会長 浅野直樹

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10月6日、7日宣教会議が開かれました

 6月常議員会の議決に従い、2009年10月6日(水)と7日(木)の両日、ルーテル市ヶ谷センターを会場に2010年度の「宣教会議」が開催された。 出席者は、議長をはじめ本教会の四役、事務局スタッフ、信徒常議員、それに各教区から各々3名、合計25名程である。今回の主な議題は①各教区の宣教態勢(教会共同体の点検と今後のあり方)、②北海道特別教区の今後の方向性、③次期綜合方策の向けての準備協議。それと先の総会から付託され、財務委員会が作成した「教会年金負担計算式案」の説明が行われ、そこにて適切な意見と提案が出されたので、これらを踏まえて、来年度施行を図るためにも11月常議員会に最終案を提議する予定である。
 各教区の宣教態勢に関しては、各教区長による各々宣教方針及び教区宣教態勢の課題等の発題を受けて、教会と施設との関係、そこでのチャプレンシーの働き
と意義、さらに現行の教会種別の見直しの必要性等の意見が出された。また、2008年総会で最終的決議がなされ、宣教態勢の一つとして実施されている教会共同体に関しては、各教区において取組において違いがあり、従来の地区宣教委員会との整合性等、問題点等が幾つか残されているにしても、将来の地区宣教態勢に備えていくためにも、教会共同体の全体的必要性については一定の共通理解を持った。
 北海道特別教区の今後に関しては、1978年からの北海道推進強化計画、1981年より特別教区設置からすでに30年以上の歴史を刻んできているが、実態は規則上の教区成立基準である12教会ではなく、教会数が4教会であり、特別協力金等による教区自立が困難な財政状況に中で特別基金である「北海道自立基金」からの600万円を人件費補助として財政投入が図られている。基金の活用限度と地域自給の在り方、東教区との一層の連携と共同の可能性、さらに教区性の妥当性等も含めた新たな北海道伝道の中・長期的計画案の作成が次期総会までに教区及び本教会に求められている。
 次期綜合方策(仮称・第6次綜合方策)は作業部会を11月に設置し、過去の、第1次から第4次綜合方策及びPM方策( 期限2012年度) を総括しつつ、現状の刷新と変革も含めての教会の成長と発展を図るための草案作成を来年度中に実現し、教会常議員会の議決を経て、2012年度総会に上程予定していくことが相互に確認された。(宣教室長・青田

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