09.02.10
卒業おめでとう!に愛をこめて!
主は人の一歩一歩を定め/御旨にかなう道を備えてくださる。詩編37,23節(日本聖書協会『聖書 新共同訳』)
小学校のPTA会長をさせていただいたとき、貴重な経験をたくさんさせていただきました。その1つに入学・卒業式の祝辞というものがありました。学校関係の方々、地域、保護者、そして娘をふくむ子どもたちに語りかける恵みをいただきました。何を祝辞として語るか祈りつつ考えました。
「本日、小学校を卒業する皆さん、ご卒業おめでとうございます。今日は6年間を振り返り、たくさんの感謝をしなければなりませんね。ひとつひとつの感謝を数えてみましょう。まず、学校の先生方に『ありがとう』ですね。地域の方々にもこの6年間、守られてきました。そして、家族。まだまだあります。100年を迎えた学校、教室。給食はおいしかったですか。校門では毎日トトロが迎えてくれました。どれだけ多くの感謝を見つけることができますか。『ありがとう』をたくさん見つけることができれば大丈夫です。これから多くの『ありがとう』を支えにしてください。
私たちも皆さんに『ありがとう』がたくさんあります。最も大きな『ありがとう』は、皆さんが命を与えられ、子どもとして与えられたのでわたしたち『親』になれました。1人の子どもの親となり、共に6年間を過ごせたことに『親としてくれて、ありがとう』です。つらいこと、くるしいこともありました。でも、皆さんの親として生きてきたこと、これからも親でいられることを誇りに思います。
皆さんは『命』という漢字は知っていますよね。でも命って何でしょうね。命はひとつでも、多くの漢字があります。『運命・使命・寿命』そして『生命』。皆さんの命は様々に形を変えて生きています。これからいろんなところに運ばれていきます。『運命』とは出会いですね。使っていく命があります。『使命』です。必ず皆さんの命を必要とするところがあります。そして『生命』。みなさんはこれをどう読みますか。『生きる命・生きている命』。それでいいです。でも、6年間を振り返り、多く感謝を数えてみると『生かされた命』ではなかったですか。みんな多くの方々の見守りの中で『生かされている命』を持っています。だからその命を大切にしてください。決して命を傷つけるような生き方はしないでくださいね。ここにいる多くの方々がこれからもみんなのことを見守っていますから。
本日をもって皆さんはこの小学校の卒業生となります。それぞれが、新しいスタート地点に立ちます。これからも、卒業生としての誇りを持ち、さらにご活躍くださるようにお祈りし、お祝いの言葉とさせていただきます。本日は、まことにおめでとうございます」
子どもたちの成長に、見守ってくださっている神様がおられる。その神様の祝福のもとで生かされた命を大切にしていただきたいと願っています。
もみじ